北の空にカシオペア座が見えます。カシオペア座は通常一年中見えていますがここレゾネイトでは北にそびえる久住連山のせいで見えない時もあります。
カシオペア座の由来は伝説のエチオピア王ケフェウスの妻でアンドロメダ姫の母親です。自分が海の妖精より美しいと触れ回ったことから(娘のアンドロメダの美しさとも自分とアンドロメダ両方の美しさとの説もあります。)海の神ポセイドンが怒り、化け鯨ティアマトを遣わして津波や地震で大きな被害を与えました。
困り果てたケフェウスとカシオペアは神殿に行き、娘アンドロメダを差し出さなければ災いは収まらないと言う神託を受けました。アンドロメダは気丈にも生け贄になる決心をして海岸に鎖で繋げられました。このシーンは絵画で有名ですね。
さて、いよいよ化け鯨が現れアンドロメダが食べられようとした時、目を見ると石になるメデューサを倒して帰国するためのんびり飛んでいたペルセウスがメデューサの首を化け鯨に見せて退治してしまいます。
カシオペアのW字はケフェウスとカシオペアの元にかえって喜んで手を挙げている姿なんです。ただ星座になったとき地平線に隠れて休ませないように一年中空を回っているわけです。
ケフェウスも北極星とカシオペア座の間で五角形の星座になっていますがお話と同じように影が薄く目立ちません。
暗い空ですとカシオペア座も天の川の流れの中にあるのがわかります。
しかし、ポセイドンの気は晴れたのでしょうか?
それじゃまた!RAINYでした
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