今時期、写真の風景が阿蘇から久住高原に掛けて広がっています。 初めて見られる人には、何だろうと不思議に思われるかも知れません。 白いロールの正体は、牧草を白いビニールで巻いたものです。 この時期は、牧草の1番草の刈り取りの時期なので、牧草地帯にはこのロールがあちらこちらに転がっています。(牧草は年に3回程度刈り取りが行われます)
ロールに巻かれた牧草は、ロールの中で発酵し、適度に発酵した牧草が、牛舎で飼われている牛(黒毛和牛や乳牛)の餌となります。
久住は黒毛和牛の基牛生産地で、この時期は放牧をしていてのんびりと草地で草を食べています。 また、久住は良質な牛乳の生産地でもあります。 しかし、乳牛(ホルスタイン種)を草原で見かける事はありません 乳牛は全て牛舎で飼われていて、毎日搾乳をされています。 良質の牛乳は美味しい空気、美味しい水、そして良質な牧草を食べた牛たちから搾乳され、久住高原ブランドの牛乳として店頭に並ぶのです。 以上、レポートは副番頭でした。
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