休憩時間、センターハウスの2階にあります更衣室からレゾネイトの敷地の先の草原を何気なく見ておりましたら、遠くの方にもくもくと煙がのぼっているのが見えます。
「火事?」と、目を凝らしてみましたところ、久住高原の秋の風物詩「輪地焼き」でした。
レゾネイトの近くの牧草地を共同で所有する方々が焼いていました。
「輪地焼き」とは、春の風物詩「野焼き」のために行う前処理です。
「これ以上先に(野焼きの)火が行かないように」という防火線の意味合いで、夏に伸びたススキをこの季節に筋状に焼いていきます。
同じ防火線作業には、「輪地切り」という作業もあり、こちらは、数mの幅で筋状に草を刈る大掛かりな作業です。
レゾネイトの敷地は、「輪地切り」と「輪地焼き」の両方を、「野焼き」を行う場所のスタイルに合わせて行ない分けます。
「もうそんな季節なんだなぁ」…と、更衣室に入ってくる風の、少し焦げた匂いを嗅ぎながら、休憩の間中、ずっと見入っておりました。
秋も深まり、ここ数日、朝晩の温度が涼しさをこえて、ぐっと寒くなってきました。
こちらへお越しの際は、長袖の上着を1枚是非お持ちください。
最近のコメント