今回は、「自然散策路のヒミツ」についてお話します。
野焼きも終わり、先日より、今年の自然散策をスタートいたしました。
この1週間、自然散策路にお客様をご案内する中で、何故かよく聞かれるご質問。
「健康地蔵って何ですか???」
自然散策路の途中にポツンと立つお地蔵様…よく考えてみましたら、もう少し春が進んで、木々の緑が濃くなりますと、散策路からは見えにくくなるため、あまりこのご質問をお受けすることはないのですが、木々の若芽がやっと出た程度の今の時期には、散策路の中も遠くが見渡せてしっかり姿が見えますので確かに不自然に感じます。
このお地蔵様は、レゾネイトがこの土地に建つ以前の、平成元年に置かれたものです。
その時には既に、レゾネイトがこの地に建つ計画は出ており(環境アセスメントを行っておりました)、現地スタッフがおりました。
環境アセスメントを行う中で、そのスタッフは、久住高原の自然は他に類を見ない豊かさだということを知りました。
「ホテルが建った暁には、お客様にこの場所を自由に散策してもらい、この豊かな久住高原の自然を感じてもらいたい」と散策路を整備した際に、「将来たくさんお越しになるであろうお客様と将来レゾネイトで働くスタッフの健康を祈念して」と設置いたしました。
ご質問をいただき、お客様と一緒に、久々、近くまで近づきましたところ、たくさんの小銭が供えられていることに気付きました。
スタッフが同行する「朝の自然散策」の際には、ほとんど近づくことはありませんので、多分、お客様だけで自由に散策された際、供えてくださったのでしょう。
このお金は、久住高原の自然を守る活動に有効に使わせていただこうと思います。
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