今回は、「ベンチコートのヒミツ」についてお話します。
昨日も、当地久住では雪が降りましたが、ご存知の通り、冬の久住高原は、寒冷地となります。
そんな場所で、自然にやさしく、人に厳しい(笑)ホテルを運営するに当たり、お客様向けの防寒対策は、いろいろと知恵を絞るところでありました。
まずは、客室で暖かくお過ごしいただくための「床暖房」と「ペアガラス」と「風除室」。
いずれも、開業当時、九州では珍しいものでした。
センターハウスの「暖炉」も、レゾネイトの象徴としてだけでなく、暖を取るための大切な手段です。
あとは、客室とセンターハウスを繋ぐ「回廊」での暖ですが、ここばかりは、いわゆる「外」にありますため、設備的に工夫のしようがありません。
そこで、辿り着いたのが、「ベンチコート」。
開業当時は、Jリーグがスタートしたばかりの頃。
選手のベンチ待機用、サポーターの観戦時の防寒対策用にと「ベンチコート」が大ブームになっておりました。
それを受けて、当初、外でお客様をお迎えするスタッフ用に制作しておりました「ベンチコート」を、寒さの厳しい日にご宿泊のお客様にお貸し出しいたしましたところ、寒い回廊もこれならと、大好評。
和風でも、洋風でもない建築デザイン、また、お部屋着が浴衣でないレゾネイトでは、丹前的な防寒着をご用意するよりは、イメージにピッタリだったようです。
それならと、慌てて、全客室分準備をしました。
あれから16年経った現在、この「ベンチコート」は、レゾネイトの冬の定番スタイルとなっています。
これまで、お部屋着のデザインは何度か変わって参りましたが、この「ベンチコート」は、代こそ変わりながらも開業以来ずっと変わらないものの一つです。
余談ですが、今では、たくさんの媒体にご取材いただき、取り上げていただいているレゾネイトですが、一番最初に受けた取材は、「シティ情報ふくおか」さんでした。
取材で泊まられた方々がこの「ベンチコート」を大変気に入ってくださり、「ベンチコート」を着た後姿を撮った写真を大きく使って下さったことは、今でも、スタッフの中で語り継がれています。
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投稿情報: http://www.futuricampioni.it/scarpehogan.html | 2013-10-05 19:04