19日の休館日にホテルの中庭で野焼きが行われました
阿蘇・くじゅうの春の風物詩でもある野焼きですが、
なぜ野焼きするのか、みなさんはご存知ですか?
これは草についたダニなどの虫を焼き殺し、古い枯れ草を焼き、
その灰を肥料として良質の牧草を得るために行われるものです。
そして、この大草原にはほとんど木がないのもこの野焼きと、
そして牧畜のなすところ。
野焼きで焼き残った木の苗があっても、放牧された牛たちによって食べられる・・
というサイクルでこの草原は守られています。
実は、この草原も人畜の手が加わることによって保たれているのです。
写真(右)は野焼きには欠かせない道具で「火ぼて」といいます。
上から押したり、叩いたりして、火を消す道具です。
水に湿らせて使い、長さ2メートルの竹とツルで作られた昔ながらのもの。
ちなみにこれは施設スタッフの手作りです。
左上の写真をよく見ると、この火ぼてを使っている姿がわかるかと思います。
今年のホテル周辺の野焼きは3月1日を予定しています。
興味をお持ちの方はぜひ久住へお越しください。
(うらやん)
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