今日は、レゾネイトの「タイル」のヒミツです。
壁に、アクセントのように貼り付けられた「タイル」は、館内のあちらこちらで見かけることができます。
これらのタイルは、小さいながらも遊び心満載で、ともすれば、和の印象のみを与えそうなレゾネイトの土壁を彩ることにより、「レゾネイト風」を演出してくれています。
目的はいろいろで、「飾り」としてだけのものもあれば「サイン」としてのものもあります。
サインというのは、館内の道案内のようなもの。
客室を外回廊で結ぶテザインのレゾネイトでは、館内で迷われる方もいらっしゃるため、できるだけ多めのサインを用意しています。
写真の「トンボのサイン」もそのひとつ。
数字の書かれた「タイル」の横に並ぶ、ただの飾りタイルのように見えなくもありませんが、実は、トンボの向きが「矢印」と同じ役目をしています。
ですので、この写真のタイルの意味は、「101~115、201~206号室はトンボの向きにお進みください」ということになります。
「サイン」として活用しているタイルは、建築士がデザインしたオリジナルのものです。
「飾り」の色タイルは既製品ですが、日本にない色を求めたため、スペイン産のものを使っております。
「展望内湯付客室」と「露天風呂付客室」を増築した際、残念ながら同じシリーズのものは既に製造が終了しており、手に入りませんでしたので、その2種類の客室だけ別のシリーズのものを使っております。
ご宿泊の際は、是非、注意してご覧になってみてください。
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