秋のこの時期、今年は南の空に木星が輝いていて目立っていますが、本来明るい星はあまりありません。
それでも、木星から左方向に目を移していくと二つの星が目につきます。右側がフォーマルハウト、左側がデネブカイトスです。
フォーマルハウトは秋の夜空では唯一の一等星です。(夜空全体では夏の一等星や冬の一等星も見えています。)なんだかポツンと光っていることから「秋の一つ星」というなんだか寂しげな名前もついています。古代ペルシャでは春のレグルス、夏のアンタレス、冬のアルデバランとならんで「王家の星」の一つとされていました。
デネブカイトスはクジラ座にあり「鯨の尾」の意味です。デネブは尻尾ということですので他にも名前にデネブがついた星があります。一番有名なのははくちょう座の一等星ですね。
さて、デネブカイトスは別名ディフダとも言い、意味は「二匹目の蛙」です。一匹目はどこかというとフォーマルハウトの事なんですね。
こんど南の夜空を眺めた時には、蛙が一匹、蛙が二匹と数えて見てください。木星まで使って「蛙がしゃんびき!」とでも・・\(^o^)/
それでは又! RAINYでした。
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