「ばたやん」が本日のブログネタは「7月7日に七夕を行うわけ」だ!と口走りました。本人は軽く言ったつもりでしょうが・・・。昔から天の川はいろいろな民族伝承で黄泉 の国との境界線とイメージされていました。黄泉の国はあの世であると同時に万物を生み出す根の國でもありました。そのため、現実的な世界との境界線が必要となりそれがいろいろな國の神話に出てくるいわゆる「三途の川」でした。人々は空に現れる不思議な光の帯、天の川にその姿をなぞらえても不思議ではないでしょう。そして「なぜ7月7日に七夕なの?」ですが、それはお盆だからです!。七夕から一週間経った7月15日は旧暦ではお盆で先祖の霊を弔い送り出すために墓参りや精霊流しを行っていました。(旧暦ではお盆の日が年ごとに違います。それでは、社会システムとして面倒なので、今では旧暦がだいたい1月遅れということで、月遅れの考え方を取り入れてついでに日を固定して8月15日をお盆としています。)そして、お盆の1週間前7月7日は先祖の霊がやってくる日にあたります。つまり七夕は死別した夫婦(牽牛織女)が一年に一度会える時期でもあります。この先祖迎えの風習と中国の牽牛織女伝説とこの時期空を貫く天の川の両岸の2つの星のありさまが一緒になったのが7月7日の七夕なのでしょうね。今年の旧暦の七夕は8月7日ですのでこの日に七夕を祝うのが今年は正解なのではないでしょうか?七夕の名前の由来の一つとしては神を迎えるために水際に棚を作り、村内から選ばれた棚機女(たなばたつめ)がそこで神の衣を織ったという伝説もあります。長く続いているほかの行事もいろいろな人々の思いがつめこまれているのでしょうね。
それじゃ又!RAINYでした。
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