「おうし座」 オリオン座の右手で赤っぽい1等星アルデバランとその周辺に集まる星がV字型を作っています。この星々をヒアデス星団といい、このV字が牛の顔でアルデバランが血走った目、そして周りの星を含めた全体として大きなおうしの姿を作っています。
このおうしはゼウスが化けた白牛が正体のようですが、星座絵を見るとオリオンとおうし(ゼウス)がすばるを取り合っているようにも感じられます。
その有名な「すばる」(プレアデス星団)は肉眼でも数個の星を数えることができます。ギリシャ神話ではプレアデスの七姉妹と呼ばれ、おうし座のヒアデスの七姉妹とは異母姉妹の関係だそうです。
日本では清少納言が「ほしはすばる」と謳いました。よくすばるは自動車会社の表記からスバルと書かれている例がありますが、古来、星が一つに集まっているところから「統ばる」と呼んでいたことが語源となっていることからお分かりのように実は「すばる」は日本語なのです。
すばるの実態は生まれて間もない大質量の星の群れで、双眼鏡を使うと青白いガスに囲まれた輝きが確認できます。
この星々が夜空に見えなくなった4月、レゾネイトは春本番となって、高原にはミニチュアのような美しい花がたくさん咲く季節となります。
それじゃ又!、RAINYでした。
※4月7,8,9,10,14,15,16,17 5月7,8,9,26,27,28,29に宿泊プランの特典の1つとして星空散策を行なうこととなり、私が星空の説明をする事になりました。(さあたいへん)
※私の自家用車はプレアデス星団(すばる)の中の星の名前がついている二代目の車です。
RAINYさん、星空解説されるのですか。どのような解説されるのか見てみたいのですが、なかなかレゾネイトに気軽に行くことができる場所に住んでいないので…。
私も星の写真を撮っている時に、星を見に来た方に即興解説は何度かしたことがありますが、伝えることが難しいと痛感しています。本当、さあたいへんですね。
自家用車ですがスバルのアルシオーネですね。
投稿情報: なかやす | 2008-03-13 21:09