チャレンジの年

ボジョレー・ヌーボー、クリスマスと忙しい日々を送り、気がつけば２００６年が終わろうとしています。この一年はブログをご覧の皆様にとって、どのような年だったでしょうか。私は何かとチャレンジする事が多かった年でした。春には憧れのフランスに渡り、フランスから戻ると、前任のソムリエの退職に伴い、チーフソムリエに（と言ってもソムリエは私ひとりしかいませんが）。そしてこのソムリエコラムを始め、秋にはボルドー・ゴールドレストランキャンペーンへの参加。そしてつい最近までチームサンタの一員として頑張っていました。

いろいろ失敗もありました。お客様のお口に合わないワインを提供してしまった事も幾度かあり、コルクを折ってしまう等の初歩的なミスもありました。師匠と呼べるソムリエもおらず、ワインをほぼ独学で勉強し、経験も浅いままチーフソムリエとなった今年は、毎日が試行錯誤の連続でした。しかし、悪い事だけではありませんでした。チーフとしてお客様と直接ワインの話をする機会が大幅に増え、レゾネイトでワインを飲んだ事がきっかけで、ワインが好きになったお客様がけっこう沢山いる事がわかりました。お客様から学ぶ事は本当に多いですね。「次も楽しみにしているよ。」と言われる度に、プレッシャーもありますがやはりこの上ないやりがいを感じます。ワインの売上、評価も昨年と比べて上がっており、少しは努力の成果が出たのかなと思っています。

気まぐれで不定期に更新してきたこのソムリエコラム。今年一年お付き合いいただいて本当にありがとうございます。ほとんどがボルドーの旅行記となってしまいましたので、来年はワインの話だけでなく、いろんな話題を取り上げていきたいと思っています。今年コメントを寄せていただきました、ヴーヴクリコさん、あかねこさん、kanokoさん、スナフキンさん、ショウタママさん、snowさん、タイラーさん、パリスさん、どうもありがとうございました。皆様良いお年をお迎え下さい。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
　　　（タノリエ）

Comments

[投稿情報: スナフキン]

チャレンジの２００６年も間もなく過ぎようとしていますが、
本当にお疲れ様でした。

文中に記されているように引継ぎとソムリエコラムデビュー
の同時進行さぞかし大変だったのではと心中お察しします。

２００７年はよりいっそう素敵なコラム楽しみにしています。