またまた、洗い場の「Fさん」が【せり】と【ふき】を採りにいってくれました。【ふき】のほうは取り敢えず【キャラぶき】にしました。煮込んだら1/4位の分量になってしまったので、また採りにいってもらいましょう。【せり】は白和えにしようか、天麩羅にしようか・・・うれしいですね。みなさん知ってますか?【せり】は田んぼに生えると【田せり】で川に生えると【川せり】これはクレソンですね。
【和心】でも、野菜のほとんどを以前から清川村の無農薬野菜を使っています。昨年NHKの番組で紹介されて、少し有名になりましたね。今、清川の畑は「土つくり」から「種まき」の時期で5月半ばくらいから色んな野菜が収穫されます。普通の農家と違って、「多品種少量栽培」で我々のニーズに答えてくれてます。それと、【和心】で使ってる【お米】も場所は違うのですが、清川村の米作りに適した土壌の【棚田】で無農薬で契約栽培してもらっています。銘柄は「大分ひのひかり」で、乾燥機を使わずに【掛け干し】してもらっているので「新潟こしひかり」にも負けない味です。
料理とは関係ありませんが、我々「和食の料理人」のことを世間では「板前さん」と呼びますが、我々は自分のことを「板前」とは呼びません。「板前」には、「寿司場の板前」と「板場の板前」とあって、我々は「板場さん」なのです。どっちも「まな板」の前でする仕事が多いのは同じですが、おもしろいですね。それと、我々の職場である「調理場」。これも我々は「厨房」とは呼ばないんですよ。あくまで「調理場」なのです。ちょっとした耳知識にもなりませんけど。【デジタル板さん】でした。
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