「マンサクの花が見たいなぁ」
久住に住んでいる特権のひとつは、そんな一言ですぐに山登りを実行できること。去年ミヤマキリシマを見に行ったメンバー4人に、小学生2人が増え、休みを合わせて行く事にしました。
朝、目が覚めたと同時に炊飯器のスイッチオン。大分名物鶏飯ご飯を炊き、野球ボールくらいの大きなおにぎりをたくさん作りました。9時半にレゾネイト集合。ショップでお菓子を買い込み、働いているスタッフに見送られながら50分にスタートです。
今回のルートは、レゾネイトの前にある牧草地を突っ切り、佐渡窪、鉾立峠を抜け、途中マイナーな立中山に寄り、法華院温泉がゴールです。いやいや、ここがゴールではありません。行ったからには戻ってこなくてはいけないのですから…。しかしこの時は
「マンサクを見るぞ~!」
と夢中になっていて、足取りも軽やか。先のことは忘れていました。第一関門の第二駐車場を通ると、早速キスミレの群生を発見。すぐさまカメラに収めました。
「こんなに咲いているのに、絶滅の危機にあるなんて思わないよねぇ」
「ウソみたいやねぇ。この場所を見慣れていると信じられないよ」
キスミレの前で3分も立ち止まってしまいました。小さな妖精に出会った後は、登山再開です。いつもレゾネイトから眺めていた牧草地を抜けます。振り返るとレゾネイトが小さくなっていきます。
「なんだかアルプスの少女ハイジになったみたい~♪」
私と小学生のたまちゃん、ひろ君はたまらずスキップ。すると見ていた他の人まで、羨ましかったのかスキップ♪変なテンションの登山隊。冒険の旅はまだ始まったばかりです。さてさてこの続きは、また明日。
(ますちゃん)
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