憂鬱な雨の日が続いていますが、体調管理には気をつけたいものですね。
こんな日々には部屋でゆっくりとウイスキーでも飲みながら好きな本でも読んで過ごしたいものです。
しかし、先のドラマ“マッサン”の影響か、サントリーウイスキーの山崎、白州、響、ニッカウヰスキーの余市、宮城峽、竹鶴の12年や17年などの国産ウイスキーの年数表記のボトルが市場から消えつつあります。
蒸留された原酒が樽で熟成し、瓶詰されて市場に出るには最短のラインナップで10年物。
12年、17年、25年物ともなれば熟成の進度、樽の寿命などいろいろな条件をクリアしなければならず、
その希少性は言うまでもありません。
昨今の、国産ウイスキーの人気でその長熟のウイスキーが消えようとしているのです。
ウイスキーメーカーからすれば嬉しい悲鳴でしょうが、苦肉の策でリリースされる若いノンビンテージのウイスキーに果たしてウイスキーファンは納得しているのでしょうか?
批評はしませんが、長熟ウイスキーが素晴らしかったゆえに寂しさを感じざるをえません。
サントリーのブレンデッドウイスキー“響”はサントリーの創業90周年を記念して1989年に新発売されました。
山崎蒸留所、白州蒸留所の酒齢17年以上の長期熟成モルト原酒を厳選・吟味し、愛知県は知多蒸留所の酒齢17年以上の円熟グレーン原酒とブレンドした至極のウイスキーです。
近いうちに飲めなくなるこの逸品を見かけたら・・・飲まない手はないでしょう。
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