朝晩はめっきり寒くなった久住高原です。
さて、レストラン 『メテオ』でお食事をされるお客様によく飲まれている赤ワインですが、今回は当レストランでお勧めしているクルティエ・セレクションの“ブルゴーニュ・ルージュ”と“シャンボール・ミュジニー”を紹介いたします。
ハウスワインとして提供している“ブルゴーニュ・ルージュ”は世界一エレガントなワインを生産すると言われるブルゴーニュ地方の赤ワインで、ピュアな果実感がたまらなく旨く、瑞々しいまろやかな口当たりです。
お勧めメニューに掲載している“シャンボール・ミュジニー”はブルゴーニュ地方の村の名前を冠したワインですが、最も女性的なワインと言われています。シャンボール・ミュジニー村の土壌には石灰質がたっぷりと含まれており、石灰から産まれるミネラルによってキリッと引き締まり、洗練された優雅なワインが生まれるのです。
どちらもコストパフォーマンスが高く、ワイン好きなお客様にも、ワインにあまり詳しくないお客様にもお勧めのワインです。是非、お試しください。
余談
クルティエ(Courtier)とはワイン生産者とネゴシアンを仲介する仲買人のことですが、生産されたワインの品質やネゴシアン(卸売業者)によってブレンドされたワインの特徴を知り、評価する能力が必要とされます。他にワインの価格評価や競売、鑑定、ワイン生産者とネゴシアンの取引仲介などにも関わっています。
クルティエ・セレクションはインポーター(輸入代理店)が、日本人醸造家「仲田晃司」氏が代表を務める「ルー・デュモン」の全面協力のもと立ち上げたブルゴーニュのブランドです。このセレクションは、ブルゴーニュの有力クルティエ達とタイアップし、彼らが見つけてくるコストパフォーマンスの極めて高いワインを“シュル・ピル”(ラベルを貼らないビン販売)によって買い付け、共通ラベルを貼ってお届けするものです。
豆知識
ワインは最も歴史の古い酒の一つとされています。現在のグルジア周辺では遅くとも紀元前8000年頃からワインが飲まれていたようです。メソポタミアや古代エジプトにおいても、紀元前4000年代末期にはワインが製造されていたようです。
ちなみにビールは紀元前2050年頃のメソポタミア文明のシュメール人により大麦を使い作られていたとされる資料が最古です。 大麦を原料に一種のパンを作り、それを温水に浸して天然の公募で発酵させてビールの元祖のようなアルコールを作っていたようです。勿論、その頃はホップは使われていなかったので、苦味のないビールだったでしょう。
大きな壺に入ったビールを麦わらのストローで飲んでいる壁画を見たことがありませんか?
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