「Cafe Cielのお話(その1)」からの続きです。
中に入りますと、木造に白壁の暖かい雰囲気の店内でした。
インテリアはもちろんのこと、ところどころに工夫がされた建築もお洒落で、何より落ち着きます。
外にはテラスも併設されていて、山々が遠くまで見渡せます。
風力発電の風車が何基も見えて、とても素朴な風景です。
店内の写真を撮っておけばよかったのですが、他のお客様もいらっしゃいましたし、それより何よりおっちょこちょいなのですっかり忘れてしまいました。
もし、ご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、「Cafe Ciel」のブログ(http://diary.ciel-cafe.com/)がありますので、そちらにたくさん写真が載っていますので、是非ご覧ください。
さて、お目当てのランチですが、メニューは下記の通りです。
■シエルプレート(11時~15時のメニュー)
・ボルシチ・プレート(ユゼフォビッチさん家のレシピ)
A)ボルシチ/サラダ/パン/ドリンク 1,300円
B)ボルシチ/サラダ/パン/ドリンク/デザート 1,650円
・キッシュ・プレート
A)日替わりキッシュ/スープ/ドリンク 1,250円
B)日替わりキッシュ/スープ/ドリンク/デザート 1,600円
・そば粉のクレープ・プレート
A)そば粉のクレープ/スープ/ドリンク 1,250円
B)そば粉のクレープ/スープ/ドリンク/デザート 1,600円
■Cielピザ 850円
■ケーキセット 850円
優柔不断な私は、かなり迷いましたが、結局、「ボルシチ・プレート」のBを選びました。
ボルシチなんてなかなか食べることができませんし、「(ユゼフォビッチさん家のレシピ)」に惹かれてしまいました。
もちろん、カフェに来たからには、デザートまでいただくのが、カフェラーの流儀です。
デザートは、店内のショーケースの中にあるテイクアウトもできるケーキから選べます。
びっくりする位凝ったケーキや季節感溢れるケーキが10種類以上ある中から、乳製品好きの私は、天使のチーズケーキ「クレーム・ダンジュ」を選びました。
イメージしていたボルシチとは違って、 ビーツ(赤かぶ)のボルシチはとても鮮やかな色をしています。
自宅に戻って、「やずや」の「先年ケフィア」のCMを見ていましたら、同じくこんな色のボルシチが出ていました。
これが本場レシピのボルシチなんでしょうね。
具材は、ビーツ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギと野菜だけのシンプルさがとても女性好みです。
上に掛っている白いクリームは「サワークリーム」です。
サーヴしてくださった方が「よく混ぜてお召し上がりください」とおっしゃっていましたので、素直にクリームの形がなくなるまでよく混ぜました。
個人的な意見でとても恐縮なのですが、かなり私好みの味付けで、印象としては、しっかりとメリハリのあるお味なのに体にやさしいお味でした。
ちなみに、プレートの上のボルシチ以外のお皿は、「ニョッキのラタトゥイユがけ」と「サラダ」と「豆乳パン」です。
メニューに載っていた品数より1品多く、とても得した気分です。
サラダは地元産の野菜ではないかと思います。
とても味がしっかりしていたベビーリーフと葉物でした。
多分、ニョッキも手作りではないでしょうか。
トマトとタマネギだけのシンプルなラタトゥイユがとても合います。
この日のパンは、「豆乳パン」でした。日替わりなのでしょうか。
ボルシチをつけながら食べましたら、とても美味しくて、あっと言う間になくなってしまいました。
最初に「おかわりも是非どうぞ」とおっしゃっていましたので、不躾ながらおかわりをお願いしました。
すると、最初のパンには、バターが添えられていたのですが、今度は、豆乳パンに、「バナナとグレープフルーツのジャム」を持ってきてくださって、「是非、こちらも召し上がってみてください」とのこと。
こちらもパンに相性バツグンで、結局、ボルシチにパンをつけることなく、おかわりのパンはジャムだけでいただいてしまいました。
さすが、ケーキがご自慢のカフェならではですね。
プレートの上のお皿をきれいに食べ尽くし、さぁ次は、デザートの出番です。
…とまたまた長くなってしまいましたので、この続きは、「Cafe Cielのお話(その3)」とさせていただきます。
もうしばらくお付き合いくださいませ。
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