「スタッフの皆さんは何処に住んでいるの?」お客様より、よく質問されます。ほとんどのスタッフはレゾネイトから車で10分程の社宅に住んでおり、それ以外に久住町内や竹田市内に住んでいます。私は熊本県の阿蘇郡小国町に住んでいます。毎日黒川温泉、瀬の本高原を通り、片道約30キロの道のりを約40分掛けて通勤しています。「近くに引っ越してくればいいのに。」と同僚のスタッフからよく言われますが、おそらく引っ越す事はないでしょうね。通勤が毎日の楽しみのひとつですから。
草原の色は何色だと思いますか。緑の大草原を思い浮かべる人が多いでしょうね。でも阿蘇や久住の草原は季節ごとに色が変わるんです。おおまかに言うと、夏は緑、秋は黄金色、冬は白、春は黒です。今は冬なので白の季節です。今年は暖冬なので雪に覆われた白い草原を見る事が少ないので少し寂しいですね。一面真っ白の草原を見ると、全ての生命体が雪に埋もれた感じがして、自然の厳しさを感じます。だけど、とても美しいです。春になると野焼きにより、草原の全てが焼き払われます。黒の季節です。一面の黒い景色に焼けこげた草の香り。野焼きの際の火柱は何メートルにもなります。少し地獄を思わせる風景ですが、これは緑のきれいな草原の最初の一歩です。そして夏。一面の緑が草原を覆い尽くします。地獄から一転して、全ての生命がいきいきと輝きを放ちます。夏に久住高原を訪れて、緑の草原を見るととても美しいです。しかし、寒さの厳しい白の季節、全てを焼き払う黒の季節を見た後で、緑の季節の草原を見ると、美しい以上の感動があります。最後に秋。ススキが穂を伸ばし、草は枯れ始め、色を失っていきますが、夕日が草原に最後の輝きを与えてくれます。黄金の草原です。まだ行った事はないのですが、フランスにコート・ドール(黄金の丘)と呼ばれる所があります。色を失い始めたぶどうの葉が太陽に照らされて黄金色に輝いているそうです。きっと秋の久住と同じような風景なのでしょうね。
少しずつ変わっていく阿蘇や久住の景色を毎日眺める事がとても楽しいのです。今回は草原をテーマにしましたが、草原以外にも山、空、雲、自然に生きる動物等、それぞれにストーリーがあり、一日として同じ風景はありません。年に数回、特に秋が多いのですが、考えている事全てを忘れさせるような美しい風景を見せる時があります。その時は車を止めて景色に見入ってしまいます。これこそ、リゾート地に住む最高の楽しみですね。今年はデジカメを持ち歩いて阿蘇や久住の様々な風景をご紹介していきたいと思っています。
(タノリエ)
寒の戻りもようやく緩んできましたが、九重のほうはいかがですか?
今朝のニュースで阿蘇の滝が凍ってしまい、3月の凍結は珍しいといっていました。
雪のある間はスタッドレスを持たないので、ちょっとコワくてそちら(山間部)にいけません。
暖かくなったら、またお世話になりたいと思っています。
先日、とあるオーベルジュに行きましたが、ワインのサーブなどを見ていると「やっぱりレゾネイトにすればよかったね」という結論になったのです(浮気したのがいけなかった?)
もう、雪の心配もほとんどないだろうと思いますので、暖かくなったら…といっても都合で5月以降になりますけど…お邪魔させてください。
久しぶり、2度目のコメントでした。
投稿情報: あかねこ | 2007-03-09 13:04