昨日、まだ小さな命が天国へ去ってしまいました。野ウサギの子供が死んだのです。急激に寒くなったのが原因ではないかなど、いろいろと皆で考えましたが、本当の原因はわかりません。元気に飛び跳ねるようになっていた矢先の出来事。私は現実をなかなか受け入れることができず、苦しい一日になりました。もっと一緒に生活し、ブログでもアドバイスをもらいながら野生に帰すのが夢だったのに…先程、雨がシトシト降る霧の中、自然散策路に埋めました。こんな形で野に帰すなんて辛く、涙が止まりません。そして、このような報告になるのは、本当に悲しくてたまりません。
アドバイスを下さった方々、ありがとうございました。
「ウサギ同伴出勤なんて聞いたこともない」
なんて笑いながらも許してくれた会社、野ウサギの為に要る物を買ってきてくれたスタッフ、休暇なのに一緒に穴を掘って埋めてくれた宿泊マネージャー、花を供えてあげるよう準備してくれたレストランマネージャー、
「見付けた時にそのままだったらすぐに死んでたかもしれないけれど、少しでも長く生きられたのはますちゃんのお陰だよ」
と気遣ってくれるスタッフ。野ウサギのお陰で、改めてみんなの温かさを知りました。野生動物の大切さや、命の尊さを感じる、貴重な数日間。かわいらしい野ウサギと暮らした数日間をずっと忘れません。
(ますちゃん)
はじめまして。
野うさぎのこと、残念です。
実は、うちの猫が昨晩仔ウサギを捕獲してきまして、幸いほぼ無傷のようでしたので一旦は野に放したのですが、雨も降ってて気になるので結局保護してしまいました。どうしたもんかとこちらのブログを見つけて参考にさせて頂いたのでしたが・・・。野生動物と人間との関わり方に悩みます。
保護する前は、あまり深入りせず放っておくのが一番と厳しく突き放すことも考えたのですが、とりあえず雨がやむまでは・・・と保護した時点でアウトでしょうか。
うちは東北の田舎で確かに野生動物はいっぱいいますけど、こんなことは初めてです。ウサギ、かわいいですね。
ちなみに仔ウサギは体長10~12センチくらい、さっき脱脂綿にふくませた水を飲んだくらいです。やっぱりまだお乳が必要なんでしょうか。
あまり気を落とさないで下さい。飛び跳ねるまでに元気にしたのは素晴らしいと思います。うちのも野生に帰すのは難しいのかもしれないけど、今までのブログを参考になんとかやってみようと思います。ありがとうございました。
投稿情報: らぱん | 2006-05-20 12:29