10日の夜は新月ということもあり星座観察を行うには、絶好の日時です。 10日の夜は雲ひとつ無い夜なので予定の星座観察会をインフォメーションしたところ、30名近い方のお申し込みがあったことから、途中で観察会のインフォメーションを取りやめる状況でした。 星座を案内していただけるのは、地元の天文愛好家の浅倉氏です。 この方、先日紹介をいたしましたススキでバッタを作成された方です。
8時ころにフロントを出発し、星空の丘に皆様を引率すると、参加者の方々から星の多さに感嘆の声が上がっていました。 少々寒い中を約40分程度の観察会、天頂には薄くはなったけど未だ見える天の川やペガスス座、カシオペア座、白鳥座、西の空には射て座と秋の星座が、見る人を楽しませてくれました。
普段、星座等に興味の無い私も星座の説明を聞いていると、見える星々の光の尊さを感じいる次第です。レポートは副番頭でした。
◆多くの方で賑わいました、数名の方は芝に寝転んで天空を見上げ、流れ星を見つけては喜んでいらっしゃいました。
レゾネイトの敷地内のススキも穂を出し、マルハハギもピンクの花を咲かせています。 今年は暑さの影響か、ススキの穂が出るのが１０日程遅い様子です。 しかし、朝晩はすっかり秋で、空気もひんやりとしています。 ここ数日は、満天の星空が見れ、天の川もはっきり見えていますし、東の空に輝く木星も、目が良い方は木星の衛星が見えるくらいに近くに見えます。
昨夜は臨時の星座観察会を行いました、参加者の方々も案内の先生の話を熱心に聞かれていました。
（９月は以下の日に星座観察会を予定いたします） 毎日２０時より １８時に開催の有無を決定します。
①６日 ②８日 ③１４日 ④１６日 ⑤１８日 ２０日 ⑥２４日 ⑦２５日 ⑧２６日 ⑨２８日
参加費は大人５００円 小人２５０円 です。
マルハハギ
５時ころに撮りました。
早朝７時前に撮りました。（後ろに見えるは左奥 稲星山、右手前 鳴子山）
オリオン座から東方向を眺めると同じぐらいの明るさで二つならんだ星があります。これがふたご座のカストルとポルックスです
カストルとポルックスは卵から生まれたゼウスの子供ですがなぜか兄のカストルが戦闘で死んでしまいポルックスも後を追おうとしたのですけど不死身の体なので死ねずにゼウスに頼んで二人そろって空に上げてもらいました。
カストルとポルックスはよく見ると星の色が違います。赤っぽい方がポルックスと覚えてください。日本では金星・銀星とか猫の目、かにの目とか言われています。
一説にはポルックスは不死の命を半分カストルにあたえ一年の半分は兄弟で神として天上でくらし、残りの半分を地上で人間として今も楽しく暮らしているそうです。なんだかめでたしめでたしですね。
それじゃ又！RAINYでした。
夕方、西の空を見ると一番星として、金星が明るく輝いています。
あんまりギラギラ輝いているので、昔、一度だけUFOじゃないか？と質問を受けたことがあります。
それもそのはず今の光度はマイナス4.6等星と一等星の六十数倍の明るさがあることになります。
これから3月の末にかけて金星は徐々に高度を下げていきます。2月の27,28日は近くに淡い三日月もやってきます。
ギリシャ神話では金星は愛と美の女神アフロディーテ、月は狩猟の女神アルテミスに当てはめられます。近くに並んだとき天上でどんな話をするのでしょうか？
それじゃ又！RAINYでした。
土星は木星についで太陽系で二番目に大きい惑星です。久住では22時過ぎにしし座にくっついて東の空から登ってきます。(1月19日現在)
今年は8月から9月にかけて本格的に輪が見えなくなりますが、今でも望遠鏡で眺めるとたいへん細くなってまるでおっきなお団子が串刺しされたかのようです。残念ながら肉眼では輪の様子を見ることは出来ません。15年に一度のめずらしい現象なのですがビジュアル的にはさびしい今年の土星です。
上のイラストは太陽と惑星を同じ縮尺で並べたものです。太陽が巨大で地球が小さいのがわかりますね。土星の右は天王星・海王星。その又右の小さな小さな点が冥王星です。こんなに小さければ惑星からはずされるのもわかるような・・・・。
それじゃ又！RAINYでした。
世の中と違って日本の天体的にはあまりめぼしい現象がなかった2008年でした。来年はどうでしょうか？
1月3日 しぶんぎ座流星群
2月24日 ルーリン彗星地球最接近(でも4等星ぐらいか？)
4月23日 明け方に三日月、金星、火星、天王星が並びます、近くには木星と海王星もあります。(肉眼では天王星と海王星は見えません)
7月22日 トカラ皆既日食 皆既日食が見えるのはトカラ列島、硫黄島、屋久島と奄美大島の北側、種子島の南側ぐらい。九州で9割、東京では7割5分、札幌では5割程度欠けます。太陽を見るときには注意をして見てください。日食中に地上に落ちた木漏れ日を見ると三日月型に欠けた太陽が見えるかも。
8月11日・9月4日 土星の輪の消失 真横から輪を見るためで実際になくなるわけではありません。
8月13日 ペルセウス座流星群
10月14日 金星と土星が接近
11月18日 しし座流星群
12月14日 ふたご座流星群
やはり来年の皆既日食が最大のトピックですね。1月3日夜のしぶんぎ座流星群も月がないので見やすいです。北のほうを向いていれば大丈夫ですよ。
それじゃまた！RAINYでした。
本格的に寒くなってくる頃、西空に大きな十字架が現れます。
まるで、クリスマスを祝福しているかのようなこの十字、実は夏の大三角で有名なはくちょう座です。逆立ちして頭から西の地平に刺さっているんですね。
大きな十字架を眺めながらキリストが生まれた2000年前の空に思いをはせるのも良いかも。
余談ですがキリストが生まれた頃には南十字星が九州でも見えていました。北極星は今の北極星と同じですね。
それじゃ又！RAINYでした
なんか、流星群の記事ばかり書いているような気もしますが・・・。
来週12月14日は年間三大流星群の一つふたご座流星群が極大になります。
ただ、前日十五夜の月がふたご座の近くに輝いてますので、年間三大流星群であっても見にくい可能性が高いです。これもよく書いている気がします・・・。
通常一時間あたり20～30個。条件が良ければ50～60個ほど見える流星群で一晩中放射点が見え、近頃は活発な活動が見られる優等生な流星群なんですよ。
こぼれ話として、21世紀にはふたご座流星群は消滅すると言われていたこともありましたが、最近の研究では否定されているようです。無くなるどころか流星の数は増えているんですよ。
それじゃ又！RAINYでした。
来年のことを言うと鬼が大爆笑するそうです。でもあえて書くと来年は「世界天文年2009」です。(そして皆既日食の年です)
あのガリレオ(福山雅治ではない)が望遠鏡(ガリレオ式)を作って宇宙を観察し始めたのが1609年。彼は月のクレーターを観察し、木星を衛星が回っていることを見つけ(ガリレオ衛星)。土星が耳を持っていると書きました(望遠鏡の性能が低いから土星のわっかが一つにつながっているとは見えなかったんですね)。そして天の川が数え切れない星の集まりだということに驚愕しました。
この科学的宇宙探求の始まりとなった年から400年を記念するのが世界天文年2009です。
来年は世界中で世界天文年2009に関したイベントが企画されています。もちろん日本でも様々な催しが開催されるようです。
お近くで何か開催されていたら良い機会なので参加されてはいかがですか？
参考：世界天文年2009サイト http://www.astronomy2009.jp/index.html とてもかっこいいプロモーションムービーも見られますよ。
それじゃ又！RAINYでした。
この頃、夕方に西の空を見るといやでもぎらぎら輝いている金星が目につきます。
金星一つだけでも宝石のようなのですけれど12月1日夕方、金星の近くに木星と三日月も集合します。日没から見ていると全天で上から4番目までの明るい天体を見ることになりますね。
そして12月の終わり頃の夕方には、またまた明るい天体が近づいていますよ。
12月29日には水星・木星・月。30日は水星と木星。31日は水星と木星、金星と月。
という感じです。
年末年始の休みの間、ちょっと大掃除の手を止めて夕空を眺め深呼吸などいかがですか？
それじゃ又！RAINYでした。
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